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電気式はホントにお得?

ランニングコスト=低、導入費用=高

電気温水器の魅力は何と言ってもそのランニングコストの低さ!

深夜割引を利用して低価格な時間帯にお湯を沸かしておくという工夫とともに、エネルギー効率の高いエコキュートを利用した場合、月々の電気料金は平均1,000~2,000円程度となり、光熱費全体での節約が見込めます。

ただし、問題なのは導入する際の初期費用。

エコキュートは本体価格+工事費含めて平均約100万円ほどかかってしまうのが実状です。寿命は10~15年(まだ歴史が浅いため正確にはどれほどか不明ですが)と仮定して、ランニングコストの安さと照らし合わせても、結局はガスを利用する場合とそれほど変わらないということになります。

「エコキュート」って、ほんとにエコなの?

一般的に「CO2の排出を抑制する」として注目されているエコキュート。「空気の熱でお湯を沸かす」というしくみからも、排気が少ないように思えますし、少ないエネルギーで多くの熱を利用できて省エネできるシステムのように感じられますよね。

電気給湯器単体でみると、確かにそのようなメリットがあるのですが、これをガス給湯器など他の給湯の方法と比べると、話が違ってきてしまいます。

「排気」については、確かに家庭からは発生しませんが、電気を発電している発電所の方では、燃料などを燃やして発電を行っているため、排気=CO2が発生していることになります。

「少ないエネルギーで多くの熱を利用できる」というヒートポンプ式のしくみも正しいのですが、これは実は、従来の「発電所で作って電気を送るまでに失われてしまっていたロス部分の電気」を補てんしているに過ぎません。

また、エコキュートはあらかじめ必要なお湯の量を予測して、前日の深夜にお湯を沸かしておくため、もし使わなかった場合はせっかく沸かした分が無駄になってしまいますし、予測より多くのお湯が必要になった場合は湯切れを起こしてしまいます。

「エコキュート」などの電気給湯器は、省エネできるしくみではあるのですが、その効果についてはまだまだ発展途上と言わざるを得ないのが現状なのです。

その他のメリット・デメリット

電気給湯器のメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

【メリット】

  • 給排気設備が不要なため、設置場所の制限が燃焼式給湯器に比べ少ない。
  • ガスや灯油の配管工事代を必要としない。
  • 設置場所では排気がなく、空気を一切汚さない。
  • 深夜電力、融雪用電力といった割安な電気料金プランが使える。

【デメリット】

  • 貯湯タンクの他にヒートポンプユニットの設置場所が必要。
  • 冷媒にCO2を使用しているため、ヒートポンプの現場修理が不可能。
  • 湯沸かし時に、ヒートポンプユニットから運転音がする(約38db~40db)。
  • 寒冷地では熱効率が悪いため、一部地域では使用不能。
  • 貯湯式のため、お湯は飲用に適さない。
  • 水圧が比較的弱いことが多い。
 
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